亀の皮膚病と脱皮の違い

亀の皮膚病である水カビ病と脱皮の見分けがつかずに判断に迷ってはいませんか?

正直、どっちなのか分からないと困りますが、見分け方についてお伝えします。

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亀の皮膚病

亀の皮膚病で脱皮と似ているのは水カビ病といいます。

体が白っぽくなったり、白いフワフワとしたものが生えたりするのが特徴です。

皮膚が水カビ病になると命に関わる状態になることもあるので軽く見てはいけない病気になります。

ただし、甲羅が水カビ病になると白っぽくなるのが特徴で、こちらは命にまで係わることはありません。

原因は水槽が汚く、雑菌が繁殖した状態で、亀の体が傷つき、その傷口から雑菌が入り込み、感染するというものです。

基本的に水槽の環境さえ適切になっていれば、ならない病気になります。

水槽にフィルターをやっていても雑菌や目に見えない成分を取る能力がない製品が多いため、結果的に水槽が汚染されている状態です。

水槽の水換えを定期的に行うことが大切になります。

皮膚病である水カビ病の見分け方は亀を水からあげた時も亀に白い膜がかかっていることが分かるか白いフワフワがついているか。

その白い膜やフワフワが簡単にとることが出来るか。

とることが出来たら、水カビ病です。

亀の脱皮

亀は脱皮をする生き物です。

きれいな水で亀の体が白い膜で覆われているのなら、病気ではなくて脱皮になります。

水からあげた時に白い膜が見えなくなり、水の中で泳いでいる時、白い膜がひらひらと体から剥がれそうになるのが特徴です。

多くの飼い主が脱皮している部分を取ってあげたくなりますが、やめましょう。

放っておき、自然に剥がれるのを待ちます。

まとめ

亀の皮膚病と脱皮の違いは、

・水から亀を上げた時、白い膜がついていたら皮膚病の水カビ病で、膜が見えなくなったら脱皮。

・きれいな水の中で亀に白い膜がついていたら、脱皮。

・亀が水の中を泳いでいる時に、白い膜がヒラヒラして取れそうになっていたら脱皮。

・白いフワフワが出来ていたら病気で、簡単にそれらが取れたら病気。

という違いがあります。

常々、水換えを行い、きれいにしておけば、迷うことはほぼありません。

最低でも週に1回、理想は毎日の頻度で行いましょう。

水カビ病は皮膚に感染すると軽度なら自宅での治療も可能ですが、悪化すると病院での治療が必要なうえ、亀が亡くなることもあります。

水がきれいじゃないと完治は難しいので、しっかりと水槽を管理しましょう。

フィルターは雑菌や目に見えない汚れを取り除く能力がない製品も多いので、見た目の水はきれいでも汚れまみれということが多いので、しっかりと水換えをして下さい。

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