亀の卵を孵化させて育ててみたいけれど、孵化の時期も育て方も分からないし、どうすればいいか分からず困ってはいませんか?
育て方から孵化の時期と時間について解説します。
卵を孵化させるための育て方
まず、卵は飼育下では放っておいても孵化することはありません。
そのため、卵を割れないように柔らかな水苔やバーミキュライトを入れた箱に入れますが、この時、卵の上下を入れ替えることをしてはいけません。
卵にも空気が必要なので、箱に蓋をして密閉状態を作らずに、箱には穴を開けておきます。
昼夜問わず、25℃を確保できる暗所に置いておきますが、乾燥させないようにしますが、いつも濡れていると腐ってしまいます。
なお、孵化する卵かどうかを見分けるためには産卵後、2日経って、卵の中央部分が白濁しているかどうかを見ます。
帯状に白濁していたら、育て方によって生まれる可能性があります。
孵化の時期と時間
亀の産卵の時期は5月から11月と幅が広く、孵化するまでの時間はおよそ2か月もかかります。
管理としては暗所に置きっぱなしにするのではなく、午前中は薄日が差す場所に少し置いておくなども必要です。
結構、長い時間がかかりますので、温度管理はしっかりと行う必要があります。
育て方で一番難しいのが温度管理ですが、亀の孵卵器も市販されているので、活用してもいいかもしれません。
しかし、評判が悪いものもあるので注意が必要です。
まとめ
卵は飼育下では放っておいても孵化しないので、飼い主が孵化させなければいけません。
卵の上下を入れ替えると生まれなくなるので、卵の上の部分に印をつけておきましょう。
亀を孵化させる方法は受精卵を水苔やバーミキュライトなどの柔らかなものを入れた箱に卵を入れます。
卵には酸素が必要ですから、箱の蓋には空気穴を開けて下さい。
2日後、卵の中央部分が帯状に白濁していたら、孵化する可能性がある卵ですから、大事に育てましょう。
温度は20℃から30℃の間を維持し、暗所に置きます。
温度管理に失敗すると、卵が産まれないので気をつけましょう。
乾燥させ過ぎても生まれませんし、濡らしすぎても生まれません。
暗所に置きっぱなしにするのではなく、午前中は薄日が差すところにおいてあげる必要もあります。
市販の孵卵器もありますが、評判の悪いものもありますから、しっかりと見極めて下さい。
亀が産卵をする時期は5月から11月が幅が広く、卵は孵化するまで2か月ほどの時間が必要です。
孵化の日数は温度によって多少前後しますが、3か月近く経っても生まれないという場合は失敗した可能性が高いです。