亀が寝るとき、水中で眠りますが、一体呼吸はどうしているのでしょうか?
気になっている方も多いと思います。
亀が寝るとき、呼吸はどうしているのかをご紹介します。
亀が寝るとき、代謝を落とすから、呼吸も少しでいい
亀は寝る時は代謝を落とすので、呼吸は少しだけでよくなります。
そして、腸と口の粘膜から少しだけではありますが、酸素を取り込めるので、長時間、水中にいることができます。
そのため、亀が寝るとき、長時間水の中で暮らすことができるのです。
水の中では外敵に襲われるリスクが低くなるため、このように眠ると思われます。
ただ、衰弱した亀は水の中で泳げなかったり溺れるので、水の中には戻らず陸場でジッとしていることが多いです。
亀がずっと陸場でジッとしていて、寝るときになっても水中に戻らない場合は体に異常があるのかもしれません。
しかし、飼育されている亀の中には自宅が安心できる場所だと理解したものもいて、外敵に襲われないからこそ、水の中に戻らず、陸場で眠るものもいます。
この場合は健康な亀なので、元気にしています。
亀が気持ちよく眠れる環境の作り方
亀が気持ちよく眠れる環境を作ることはとても大切です。
夜になってもバスキングライトや紫外線ライトをつけっぱなしにしている場合は切って下さい。
この2つのライトは太陽光の代わりなので、夜には必要ありません。
水槽の温度と水槽の外の温度は亀にとって気持ちのいいものでしょうか。
24℃から29℃の間だと亀は気持ちよく過ごせますが、30℃以上だと亀は熱中症になるので、実際は25℃から26度になるように調整しましょう。
暑いと、亀が暴れることがあります。
なお、ここで挙げたのは一応の目安であり、適温は亀の種類ごとに違うので、その亀に合った温度にしてあげて下さい。
夜間は水はヒーターがあるから大丈夫でも水槽内の気温が低いという場合は保温球を使ってあげましょう。
まとめ
亀が寝るとき、呼吸はどうしてるのかというと、代謝を落としているので、呼吸の必要量を減らしています。
そして、僅かばかりではありますが、腸と口の粘膜から水中の酸素を取り込んでいるので、長時間いることができるのです。
亀が寝るときは適切な環境を用意してあげましょう。
特に冬は、夜間はヒーターがあるから水温はいいけれど、水槽の気温は亀にとっては低過ぎることがあります。
この場合、亀の体に負担がかかってしまうので、保温球を使って温めてあげましょう。
時々、勘違いしてバスキングライトと紫外線灯を1日中つけている人もいますが、夜になったらスイッチをオフにします。