亀は歯がないのにどうやって食べているの?

亀は歯がないですが、それでも一所懸命に食べ物を食べています。

歯がない亀はどのように食べているのでしょううか?

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歯がない亀は顎と固い唇が頼り

亀は歯がないですが、くちばしで食べ物をかみ切ったり砕くことができます。

草食亀のヒョウモンリクガメのくちばしは植物をかみ切るために、ギザギザになっているものもいますし、他のリクガメの場合も植物を噛むために厚くなっています。

人間のように、食べ物をすりつぶしたり噛み砕く能力は劣るので、口の中に入れたら、ほぼ丸のみです。

ただし、生まれたばかりの子亀は卵を破るために歯がついている場合がありますが、時間が経つとなくなります。

現在の亀は歯がないのですが、古い時代の亀は歯があった種もいたようです。

生活をする過程で、葉よりもくちばしのほうが便利だったので、歯がなくなっていったのでしょう。

亀に食べ物を与える時は小さく切るか柔らかいものを

亀に食べ物を与える時は小さく切るか柔らかいものを与えるのがおすすめです。

亀が食べられる物は水棲亀ならば、ほぼ雑食です。

肉、魚、野菜、虫と多くのものを食べることができますが、基本は市販されている亀の餌が一番になります。

栄養が偏ると、甲羅の形成不全になったりするので、亀のためを思って手作りの食事を与えるようなことはやめましょう。

また市販の餌以外のものを与え過ぎていると、亀がグルメになって市販の餌を食べなくなるというリスクもあるので注意が必要です。

草食が多いリクガメの場合、市販の餌だけでは栄養が偏り甲羅の形成不全になることがあります。

甲羅の形成不全を予防するためにも野菜を与えなければいけません。

しっかりと食べさせましょう。

まとめ

亀に歯がないですが、くちばしが歯の代わりをするので問題はありません。

くちばしで食べやすい大きさに千切って食べますが、人間のようにすりつぶしたり噛み砕いたりするのが得意なわけではないので、固い食べ物は与えないほうが無難です。

くちばしも草食が多いリクガメと雑食が多い水棲亀では少し形が違い、リクガメは植物を千切れるように唇が厚くなっていて、ヒョウモンリクガメの場合、植物を食べやすいようにくちばしがギザギザしています。

生まれたばかりの幼体は卵を破るための歯がついていますが、こちらはしばらくすると抜け落ちてしまいます。

現代の亀に歯はありませんが、古代の亀には歯がある種類もいたそうです。

生活をする上で、歯よりもくちばしのほうが便利で進化していったのでしょう。

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