亀にできものの病気が出来てしまった。
こんな時、どうすればいいか分からず困ってしまいますよね。
亀のできものの病気が出来た時、どうすればいいかを解説します。
亀のできもの治療方法
亀のできものは皮膚に下に膿が溜まっている可能性があるので、家庭での治療は無理です。
病院にて石灰をして膿を取り除きましょう。
このできものの病気は外傷や寄生虫が原因です。
水槽の環境が悪いと菌などのせいでなりやすくなります。
亀の水槽はフィルターをやっているから水がきれいだと思ってる人が多いですが、フィルターで取り除けるのは目に見える汚れだけで目に見えない汚れは取り除けないことがあります。
目に見えない汚れとは雑菌やフィルターでは取り切れない成分です。
亀の飼育におけるフィルターは見栄え用と割り切りましょう。
水槽の環境改善方法
水槽の環境を改善するもっとも手っ取り早い方法は水槽の水換えです。
水槽にたっぷりと水を入れておくと水槽が汚れ辛くなるという人もいますが、水槽の中に水がたくさんあるので、結果的に水が汚れるまでの時間が長引くに過ぎません。
平日は仕事で忙しくて大変という場合は、水を半分だけでもいいので入れ替えましょう。
亀をたらいのような容器に入れ、水槽を柄杓でかき混ぜ、底に沈んでいる汚れを浮かせてから、バケツに移し、新しい水と交換すれば、汚れは多少減ります。
休日になったら、しっかりと水槽を洗ってあげましょう。
亀の水槽の管理で大切なのは菌の密度を下げることです。
面倒くさいからと水換えをさぼっていると、水が臭くなり、そのせいで、亀も臭うようになり、ボウフラすら湧くようになります。
こうなると亀にとっても人間にとっても良くない環境になります。
まとめ
亀のできものの病気は皮膚の下に膿が溜まってしまっているのかもしれません。
治療方法は切開しての除去と水槽の水質改善なので、しっかりと病院での治療と並行して、水槽の環境改善に努めましょう。
フィルターをやっているから水槽がきれいと思っている人が多いですが、実際は多くの雑菌や目に見えない汚れで溢れ返っています。
フィルターは目に見える汚れを取ることは得意ですが、目に見えない汚れが残っていることがほとんどです。
水槽はきれいなのに亀が臭いという場合は、本当に汚れているのは亀ではなく水のほうです。
亀は水さえきれいだったら臭いませんし、そもそも野生化でそんなにも臭っていたら、天敵に狙われ放題で生き残れないはずです。
こまめに水換えすれば、亀はほとんどの場合、病気になりませんし、犬猫などの他の動物と比べても世話が楽なので、水換えくらいはしっかりと行いましょう。