水棲と半水棲の亀に必要な陸場。
購入するにしても結構なお値段なので、自作する人も少なくありません。
自作方法についてお伝えします。
亀の陸場の自作方法
必要なものは亀の陸場となる小型の棚、人工芝、結束バンド、ニッパーです。
小型の棚にちょうどいい大きさにカットした人工芝を結束バンドで固定します。
亀が登れるように、人工芝と棚についた人工芝を繋げて、通路のような足場を作れば完成です。
これで問題ない場合も多いですが、亀によっては人工芝を噛むこともあり、誤飲する可能性もありますから、設置した後はよく亀と人工芝を見て下さい。
ただ、見栄えを気にしなければ、水を満タンに入れたタッパーを置くだけで十分です。
タッパーは水を入れてふたをしないと、水槽をプカプカ浮いてしまいます。
亀の陸場を自作するメリットとデメリット
水槽と飼育する室内に合った陸場を作れる、飼い主が満足できるというのがメリットです。
しかし、一方で手入れが面倒くさい、材料にレンガを使った場合はレンガが劣化して、欠片が水槽の中を散らばる、工作が得意じゃない人は簡単なものでも作るのが大変というデメリットもあります。
他のデメリットとしては材料によっては化学的な成分が水に溶けだす可能性や材料が錆びてしまうことがあるというものです。
前述したタッパーは人の食べ物を入れるものですし、亀用の浮島は水槽で使うことを想定して作られています。
一方で、自作の材料には棚など水槽で使う用途を想定していないものも多く含まれていますし、水により劣化が早まる可能性もあります。
気になる人はお風呂で使うようなアイテムで陸場を自作するといいでしょう。
まとめ
亀の陸場の自作についてご紹介しましたが、いかがでしょうか。
材料は数百円から1,000円以内で納めることも可能ですし、見た目にこだわることも可能です。
基本は小型の棚に人工芝を結束バンドでつけるだけになりますが、不器用な人には少し大変かもしれません。
人工芝を材料として使われることが多いですが、亀によっては人工芝を噛んでしまい、誤飲の原因になってしまいます。
材料によってはすぐに錆びたり、劣化してしまうこともあるので、その場合は材料を変えたり、市販品を使いましょう。
市販の陸場は値が張りますが、亀が使うために作られているため、部品が劣化するといったトラブルも少ないです。
なお、細かい工作が得意じゃなかったり、見た目にこだわりがない場合はタッパーに水を入れ、水槽に置くだけで十分です。
タッパーも劣化をするので、劣化をした頃に取り換えましょう。