気が付けば、亀が陸で寝るということはありませんか?
あまり悠長に様子見なんかをしていると大変なことになるかもしれません。
亀が陸で寝るのは要注意の理由
健康な亀が、陸地が安全と理解したのか、陸で寝るようになるということはあります。
なお、この理解については飼い始めてから10数年後ということもありますから、亀によって理解できる時期はまちまちですし、生涯理解しないこともあります。
ただし、亀が陸に長時間いるのは水槽の中の環境が悪いか、亀が体調不良の時も行うので注意が必要です。
特に、体調不良の時は陸で寝るのはかなり重症の可能性があります。
亀に限らず、小動物は常に狙われるという性質上、自分の弱みを見せることは普通しません。
そのため、ちょっとの具合の悪さなら隠して、飼い主が気づいた時には悪化していることも珍しくないのです。
しかし、飼い主の多くはそれに気づかず、様子見を選択し、手遅れになることも珍しくありません。
小動物の飼育では異常が出たら、すぐ病院が鉄則です。
亀の理想の水槽環境
水槽の水が亀にとって居心地の悪いものだった場合、亀は陸に避難し、水に帰りたくても帰れない状況になります。
水替えをしているのなら、確認してほしいのが水温です。
24℃から29℃くらいが亀にとっての適温ですが、季節によっても水温が変わってしまいます。
30℃以上なら、亀にとっては熱過ぎるので脱水の原因になりますし、23℃以下でも健康を害することがあります。
夏や冬など極端な季節の時はしっかりと水温を確かめましょう。
また、長年水替えをしていない場合も要注意です。
フィルターで浄化しているから大丈夫と思っても、目に見えない細菌などが繁殖していたり、硝酸という成分がたくさん溜まっていたりすることもあります。
亀にとって理想な水温を作るためには冬場ならヒーターを活用し、夏場ならば直射日光に当たらないような場所に置きましょう。
そして、水替えをできるだけ行うです。
全部の水を交換するのは大変でしょうから、柄杓でバケツに水を汲めるだけ汲み、新しい水を足すだけでも違います。
まとめ
亀が陸で寝るのは健康及び不健康どちらの状態の時でも行います。
どちらの状態かを見極めるためには食欲や元気かどうかなどを確認しましょう。
小動物が体調不良により目に見えて変化をしている時は、症状が悪化していることがほとんどです。
それに気づかず、飼い主の多くが様子見をして、手遅れ状態にしています。
小動物は悪化する時は瞬く間なので、異常に気がついたらすぐ病院が鉄則です。