亀も小さいとはいえ、爪がついているので、飼い主は年に1回から2回は爪を切ってあげなければいけません。
ただし、爪の切り方が分からないという飼い主の方は少なくありません。
亀の爪の切り方についてお伝えします。
年に1回から2回ほど亀も爪切りが必要
基本的に水棲亀は爪切りは必要なく、リクガメでは必要だとされます。
しかし、水棲亀も爪が伸び、飼い主が触れた時、飼い主が爪で痛がったりしますし、伸びた爪で亀が自分を傷つけてしまう可能性もあります。
亀が自分を傷つけた場合、そこから雑菌が入り、化膿や皮膚病の原因になる可能性があるので、面倒くさくても爪切りはとても大切です。
爪の切り方ですが、亀の血管を傷つけないように、切ります。
爪切りは人間用でもいいですし、ペット用でも構いません。
血管を傷つけると、そこから雑菌が入って病気の原因になる可能性があるので、注意が必要です。
爪切りでなくてもやすりで削ってあげるのもいい方法になります。
心配な人は動物病院で切ってもらうといいでしょう。
爪切りを減らすには?
爪切りの頻度は減らすことが可能です。
水槽の底に砂利を敷き詰めると、そこを亀が歩いた時、爪が減っていきます。
ただし、水槽の水換えの時に砂利を洗う必要があるので、少しでも水換えの手間を減らしたいという人はやはり爪切りが必要になります。
砂利を洗わないでいると、砂利が雑菌の温床になる可能性があります。
そうなると、亀はハーダー氏腺炎や水カビ病といった水が汚い時に発生する病気にかかる可能性があります。
この2つは亀にとってはポピュラーな病気ですが、しっかりときれいな水槽で飼っている限り、なることはほとんどありません。
水槽の水換えと掃除は飼い主が最も面倒くさがるものなので、最低でも週に1回は水換えをしなければいけません。
まとめ
亀の爪の切り方いかがだったでしょうか。
亀も爪が伸びるので、年に1回から2回の頻度で爪切りが必要になります。
亀の爪の切り方は血管を傷つけないように、爪を切るだけです。
爪切りは人間用でも構いませんし、ペット用でも構いません。
爪切りでなくてもやすりで削っても大丈夫です。
血管を傷つけてしまうと、そこから雑菌が入って病気になる可能性があるので、心配な人は病院に行きましょう。
爪切りの頻度を減らしたい場合は、水槽の底に砂利を敷き詰めます。
砂利と爪が擦れて、自然と爪が削れて行きます。
しかし、水換えの時に掃除をするのが面倒くさいという人には向きません。
砂利が雑菌の温床になって、亀の病気の原因になるかもしれないからです。