亀を水槽で飼うなら必須のライトですが、種類や時間が分からないと困ってはいませんか?
亀のライトの種類と照射時間についてお伝えします。
目次
亀のライトの種類
亀のライトの種類は大きく分けて3つです。
紫外線ライト、バスキングライト、保温球になります。
紫外線ライトは水槽のホットスポットに紫外線を照射するためのものです。
紫外線は亀の健康を維持するために欠かせず、ビタミン合成と病気や藻の繁殖の予防を行います。
屋外飼育では必要ありませんが、屋内飼育では窓辺に水槽を置いても窓によって紫外線が遮られることが多いので、紫外線の必要量が足りないことが多いです。
バスキングライトとは熱と光を出し、太陽光の代わりになるもので、水槽の中の一部分を照らすことで、ホットスポットを作ります。
亀は変温動物のため、日光のような熱で体温を上昇する必要があり、消化促進のためにも重要です。
紫外線ライトは亀が必要とする熱や強い光を作り出すことがないので、バスキングライトが必要になります。
このバスキングライトと紫外線ライトを隣り合わせに設置し、陸地に照射することで疑似的な晴天を作り出し、亀に日光浴をさせ、健康を維持させるのです。
なお、バスキングライトと紫外線ライトは太陽光の代わりなので、夜間はスイッチを切ります。
バスキングライトと紫外線ライトが一体化したライトも市販されていますから、使い勝手のいいほうを選ぶといいでしょう。
保温球は光は出さないけれど、水槽内を温める熱を出すもので、冬期などに使います。
ライトの照射時間
ライトの照射時間は朝から夕方と同じくらいが理想なので、8時間くらいでしょう。
なお、この照射時間を守るために、人間がいちいちスイッチを切る必要はありません。
現在ではタイマーが発売されているので、設定しておくだけで構いません。
保温球は気温が下がる夜間や室内が寒い時など照射時間に関係なく使います。
まとめ
亀のライトの種類は主に3つ。
紫外線ライト、バスキングライト、保温球です。
紫外線ライトとバスキングライトで陸場を照射し、ホットスポットを作ります。
日光浴をしっかりしなければ、亀は体調不良を起こすのでとても重要です。
紫外線ライトとバスキングライトで太陽の代わりなので、夜間はスイッチをオフにしますから、照射時間は8時間程度が適当になります。
紫外線ライトとバスキングライトが一体化したものも発売されているので、使い勝手のいいものを使うといいでしょう。
保温球は光を照射するものではなく、熱を出すもので冷えた水槽内を温めます。
冬季の夜間などに寒い時期に使うので、時間については決められていません。