亀はほうれん草や水槽に沸いたボウフラを食べるのでしょうか。
ほうれん草を与える時の注意点やボウフラについてお伝えします。
亀はほうれん草は食べるけれど、ボウフラは食べない
亀は食べられないものはないくらいに食欲旺盛で、なんでも食べる生き物です。
そのため、ほうれん草のような葉物野菜を食べることができます。
ただし、ほうれん草の食べかすが水槽の中を汚し、腐敗すると更に汚れが進むことになるので、しょっちゅう、ほうれん草を始めとした野菜を与えることはおすすめしません。
せめて、水換えをする前に与え、野菜を与えたら、水槽を洗えるようにしておきましょう。
なお、亀はボウフラを食べることは少ないようです。
虫が湧きっぱなしの環境で亀を飼うのは、人にとっても亀にとっても良くない環境と言えます。
水槽の水換えをこまめに!
ボウフラは10日から14日間に孵化するので、飼い主は10日から14日以上、水槽の水換えをしていないと判断できます。
これでは、亀にとっても飼い主にとっても不衛生過ぎると言わざるを得ません。
亀は水の中で排泄をし、餌を食べるので、水はとにかく汚れます。
その水は雑菌やボウフラが湧くのに丁度いい汚染水なので、非常に汚く、下水と変わりありません。
ボウフラが成虫の蚊になると、部屋の中を動き回り、メスならば人間を刺すようになるでしょう。
きちんと水換えを行うと湧かないので、飼い主が忙しくても週に1回は水槽の水換えをして下さい。
なお、メダカのような小魚ならばボウフラを食べますが、亀が小魚を食べるので結果的に効果はありません。
あまりにも水換えをやらないでいると、亀がハーダー氏腺炎や水カビ病になってしまいます。
まとめ
亀はほうれん草を食べることができますが、ボウフラは食べません。
ただし、ほうれん草は食べかすが水槽の水を汚す原因になるので、水換えの直前にあげるなどタイミングを工夫しましょう。
食べかすを放置すると、腐敗して更に水槽の水を汚すことになります。
ボウフラは10日から14日の間で孵化するので、虫が湧く水槽はこの間以上に水換えをしていない不衛生で不潔な水槽と判断できます。
亀は水の中で排泄をするので、長らく掃除をしないと下水になってしまい、このような水槽では亀にとっても飼い主にとっても良くありません。
汚い水で亀は暮らし、成虫になった蚊に飼い主は刺されるということになってしまいますから、最低でも1週間に1回は水換えを行いましょう。
あまりにも、水が汚いと亀はハーダー氏腺炎や水カビ病になってしまいます。
水槽の水が汚い限り、発症し続けるので、根治も不可能になりますから、しっかりと水槽をいい環境に維持しましょう。