亀はペットとして根強い人気がありますが、その中でも更に人気がある種類とはなんなのでしょうか。
水棲・半水棲で人気の亀の種類
ニシキマゲクビガメは半水棲の小型の亀で、日光浴が大好きです。
餌は雑食ではありますが、肉食の傾向が強いのが特徴になります。
幼体で飼育する場合が多いですが、幼体は神経質なところがあり、餌付けがうまくいかないことがあり、苦戦する人も少なくありません。
ミシシッピニオイガメは成長しても10センチしかない小型の亀で、寿命も25年ほどと亀にしては短めです。
雑食ですが、肉食の傾向が強いのが特徴になります。
クサガメとニホンイシガメは日本から古くからいる種類です。
日本の気候に適応しており、ペットとして飼いやすい種類になりますが、ニホンイシガメは野生では準絶滅危惧種になっていて貴重な種類になっています。
リクガメで人気の亀の種類
ヒョウモンリクガメは甲長が40㎝ほどと大きくなるので、世話も大変ではありますが、成長すると自分の住みかへ戻ろうとするなど他のペットの亀に比べて、知性のようなものが感じられるようになります。
幼体は1万円で買うことも可能ですが、大きな上に寿命が30年から50年もあり、アフリカ生まれの寒さには弱い亀なので、飼い主を選びます。
パンケーキリクガメは可愛らしい名前の通り、パンケーキのように平べったいかわいらしい亀です。
大きさも成長しても20㎝ほどで、寿命は20年から30年。
雑食性ですが、草食傾向の強い亀です。
ロシアリクガメもペットとして人気がある種類で、寒さに強いのが特徴になります。
ただし、高温多湿の環境が苦手。
草食性で寿命は20年から40年ほどになります。
まとめ
ペットの亀の人気の種類はいかがだったでしょうか。
どちらかというと、水棲亀は肉食傾向が強い雑食であることが多く、リクガメは草食傾向が強く、完全草食のものも少なくありません。
亀によって適温なども違うので、飼う時は自分の亀の特徴をしっかりと把握して、適切な環境作りをしてあげる必要があります。
日本から古くいるクサガメやニホンイシガメは日本の気候にも適応しており、飼いやすいのが特徴です。
その他の亀の場合、日本の環境に適応しきれていない種類もあるので、亀によって適切な飼育環境を作ってあげる必要があります。
ほとんどの亀は20年以上生きるので、飼い主もそれ相応の覚悟を持って購入しなければなりません。
ほとんどの亀は適切かつ清潔な環境ときちんとした食事さえあれば、きちんと長生きしてくれますし、犬や猫のように予防接種もなく、人に移るような感染症もありませんから、飼いやすい動物です。