亀には水棲、半水棲、陸棲と住む場所によって3つに分かれます。
日本でペットとして多く飼われているのはイシガメ、クサガメ、ミドリガメといった水が必要な亀です。
水亀と陸亀の違いとはなんなのでしょうか。
陸亀とは?
陸亀とは生涯を陸上で過ごす亀の総称です。
肉系を食べられる種類もいますが、ほとんどの陸亀は植物をメインに食べます。
水亀との見た目の違いは甲羅がドーム型をしているのが特徴ですが、一部、甲羅が平べったいものもいます。
四肢に関しても水亀よりもがっしりしている種が多いです。
生涯を陸で過ごすのですが、乾燥した環境が住まいや多湿環境が住まい、乾燥と多湿両方の環境で暮らせる亀など、生活場所に若干の違いがあります。
水を飲まない種もいるため、野菜と果物で水分を補う必要があります。
水亀とは?
水亀は俗にいうイシガメのことを指しますが、ここでは種類を特定せず、水で暮らす亀について書いています。
一生涯を水の中で過ごす種類から、水と陸場を行き来するような種類まで様々あります。
飼育に際しては必ず水槽が必要になるのが特徴です。
水の中で食事と排泄を行い、その水を飲みながら生活します。
そのため、水槽の水が汚れやすく、水替えを頻繁に行わないと水が飲めなくなった亀は脱水してしまいます。
陸場と水場を行ったり来たりするイシガメ、クサガメ、ミドリガメといった種類の場合、陸場をホットスポットとされる日光浴場にしてあげなければいけません。
具体的には紫外線ライトとバスキングライトを使って、水槽内の他の場所より暖かくしてあげます。
日光浴をさせることで、病気予防、ビタミン合成、体温上昇、消化促進と健康に良い色々な効果があります。
水の中を動きやすいように、甲羅が平らになっているのが特徴です。
まとめ
水亀と陸亀は様々な違いがあります。
水亀は生活するのに水が欠かせない種類です。
甲羅は水の抵抗なく泳ぐために平べったい種が多く、肉や野菜などを食べる雑食であることも少なくありません。
陸と水場を行ったり来たりする種の場合は水槽に日光浴用の陸場を作ってあげる必要があります。
陸亀は生涯を陸の上で過ごします。
陸での生活といっても、乾燥地帯、多湿地帯、もしくは両方で生活をするものとに分かれます。
甲羅が平べったい種もいますが、ドーム型の亀が多く、四肢もがっしりしている種が多いです。
多くが植物をメインに食べ、中には水分補給は野菜や果物といった果物から補給する種もいます。
ただし、水が必要ないわけではなく、野菜や果物で補給する種でない限りは水分補給用の水が必要です。