亀の飼育にはライトが必要ですが、夜は眩しさを感じないのでしょうか?
ライトをつけっぱなしにして、目は平気なのかをお知らせします。
夜は暗くても大丈夫だけど、温かさは必要
通常、亀のライトは紫外線ライトとバスキングライトを用います。
紫外線ライトは紫外線を照射し、バスキングライトは熱と光を発し、水槽のホットスポットを温める役目です。
この2つのライトは太陽光の代わりで、亀の体温上昇、消化促進、病気予防と健康の維持にとっては不可欠な要素になります。
ライトは太陽光の代わりなので、夜になったら消灯するのが普通です。
夜もライトをつけていると、目に光が当たるために、亀の体内時計が狂うことになります。
亀に夜に寝てもらうためにも、夜になったら、ライトを消し、目に光が入らないようにしましょう。
手動でいちいち調節しなくてもタイマーでオンオフを切り替えできるものもあります。
亀の夜間用ライト
夜間に使うライトもあります。
保温球と呼ばれるもので、明るくないので目に光が当たりません。
保温球の役目は水槽内を温め、夜間の保温を行うことにあります。
なお、水槽の中の水の表面は少し温かくなっても、水槽の水の底までは温めないので、水槽の水は保温球とは別にヒーターで温めるのです。
冬場や冷え込みやすい秋や春の夜に使うのが普通で、水槽の空間、水中ともに24℃から29℃になるように調節しましょう。
ホットスポット以外の場所が30℃以上になると、亀に脱水のリスクがあり、体調不良の原因になってしまうので、気をつけて下さい。
1,500円前後から購入することができます。
日中は人がいる部屋の場合、暖房がつけられるので、水槽の中の温度も上昇するので、保温球は切りましょう。
まとめ
紫外線ライトとバスキングライトは太陽の代わりとなります。
日中に十分な光を浴び、体温上昇、消化促進などの健康維持を行っているのです。
そのため、夜には消すのが普通です。
手動でオンオフをせずとも、タイマーでオンオフをすることも可能なので、利用しましょう。
夜間もつけていると、光が目に入り、眩しさから、亀が寝つけなかったりして体内時計が狂ってしまいます。
夜に温かさが欲しいのなら、保温球を使います。
温度は24℃から29℃にします。
日中は人がいる部屋で育てる場合は室内に暖房がつけられるはずです。
その場合、水槽の中の温度も更に上昇してしまうため、亀が脱水状態に陥り健康を害する可能性があります。
その場合は保温球を切りましょう。
亀の飼育では温度設定が重要なので、しっかりと温度管理をしましょう。