亀を部屋で飼う方法を知りたいと思ってはいませんか?
亀を部屋で飼う方法についてお伝えします。
目次
亀を部屋で飼うための水槽準備
亀を部屋で飼うには水槽の準備が必要です。
用意する水槽は亀が大人になった時の大きさを想定して準備をします。
成体の亀の幅の3倍ほどの幅を持つ水槽が理想の大きさです。
他にも陸場が必要になります。
ストレス軽減のためのシェルターも用意できると尚いいです。
陸場は亀が日光浴をするための場所で、シェルターは亀の隠れ場所となるもので、陸場とシェルターが兼用しているものも市販されているので、活用しましょう。
亀には日向ぼっこが必要ですが、窓越しからは必要な紫外線を吸収できないため、部屋で飼う場合にはライトが必要になります。
必要なライトはバスキングライト、紫外線ライトの2つです。
冬場であれば、保温球も必要になります。
バスキングライトとは熱と光を作り出すライトで陸場を照らすことで、疑似的な晴れを作り出しますが、これだけでは紫外線が出せないので、太陽の変わりにはなりません。
紫外線ライトも陸場に照射することで、ようやく陸場に太陽光が当たっている状況を再現できます。
きちんと日向ぼっがをできないと、亀は甲羅の形成不全になったりなど健康を損なうので注意しましょう。
バスキングライトと紫外線ライトは太陽の代わりなので、太陽が沈む頃にライトを消してあげます。
保温球とは水槽内を温めるライトで、光は出さないタイプのものです。
夜に使うと、亀が眩しがらずに眠ることができます。
亀を部屋で飼うための水槽の管理と食事
亀を部屋で飼うには水槽の温度と水の管理が大切です。
水槽の温度は陸場は30℃、それ以外の場所は水温も含めて24℃から29℃の間になるようにします。
陸場以外が30℃以上だと亀は熱中症になってしまいますから、水温も気温も25℃くらいにするといいでしょう。
陸場が暑いのは、亀が甲羅や自分の体を乾かす意味もあるからです。
亀は水の中で排泄と食事をするため、水を汚しますから、臭います。
最低でも週に1度は水換えを行わなければいけません。
放置すると、虫が湧き、臭いますし、亀も病気になります。
食事は市販の亀の餌を与えておけば大丈夫です。
まとめ
亀を部屋で飼うには水槽の準備が大切になります。
そして、その後の管理は水槽のこまめな掃除を徹底することです。
放っておくと虫が湧いたり、臭ったりして人にも亀にもいいことはありません。
亀は基本的に環境さえ整えてあげれば、丈夫に生きてくれるので、水槽掃除の手間さえ惜しまなければ飼育は簡単です。
意外かもしれませんが、人に懐くので飼っていて楽しいという飼い主は少なくありません。