亀が夜に活発に動いているようだから、夜行性らしいと思ってはいませんか?
実際のところ、亀が夜行性かどうかお知らせします。
目次
亀が夜行性かどうかは種類によって違う
亀が夜行性かどうかは種類によって違います。
イシガメ、クサガメの場合はおおむね昼行性なので、昼をメインに活動することが多いです。
ただし、飼い主の生活リズムにもある程度、影響を受けるので、夜遅くまで亀の飼育部屋で飼い主が起きていると、亀も起きているとことがあります。
温かい地域が原産の亀は夜行性のものが多いです。
活動するためには体温を一定に保つ必要があり、日光で体を温め、体温を上げるのが爬虫類である亀の特徴になります。
そのため、気温が下がる夜間では休む種類も少なくありません。
ただし、夜間でも気温が下がり辛い地域では、夜間でも活動できる夜行性の亀が多くいます。
飼い主の眠りを妨げられる原因になるので、夜行性かどうかはしっかり確認してから購入しましょう。
亀が夜にうるさいのは飼育環境が原因かも
変温動物の亀は人間以上に外的な環境の影響を受ける動物です。
そのため、水槽の温度や水温が適正じゃなかったり、水が汚れていると亀はその環境から逃げ出そうとバタバタとうるさいくらいに暴れることがあります。
水槽の気温水温ともに24℃から29℃を維持する必要がありますが、飼い主の中にはおざなりになっている人も少なくありません。
暑過ぎると、亀は脱水を起こし熱中症になりますし、寒いと凍えて体調不良の原因になります。
水が汚れていると、飲めないので脱水になってしまうので、こまめに水を替えましょう。
どれも心当たりがないのなら、運動不足の可能性があります。
水槽の中に水を張り詰めて、泳がせたり、部屋の中を自由に歩かせたりして運動をさせましょう。
外に散歩に連れていくことはおススメしません。
理由は亀の腹甲や足が傷つく可能性があり、傷ついた場所が水カビ病に感染するリスクがあるからです。
まとめ
亀が夜行性かどうかについては、種類によって違います。
猫なら皆、夜行性と言うこともできますが、亀の場合、多様な生態を持っていて、完全草食から雑食まで幅広いのが特徴です。
ただし、昔から日本にいるニホンイシガメ、クサガメは昼行性になります。
夜間も体温が下がり辛く活動できるような温暖な地域原産の亀は夜行性であることが多いです。
水槽の環境によって、亀が夜中にうるさいくらいに騒ぐことはあります。
暑過ぎたり寒過ぎたり、水が汚すぎたりしたら、そこから逃げ出すためにうるさいくらいに暴れてしまうのです。
亀が夜中にうるさいのなら、水槽の環境を見直してみましょう。