亀の耳はあるのか、位置はどこにあるのか聞こえるのか疑問に思っている人は少なくありません。
大きな音にも反応しないことがあるので、余計拍車を掛けているようです。
亀の耳の位置と聞こえるのかどうかについてお伝えします。
亀の耳の位置
亀にも耳はあります。
目の延長線上にあり、皮膚が薄く、しわになっている場所があり、丸くなっている部分がありますが、そこが亀の耳の場所で、丸くなっているのが鼓膜です。
亀の耳は人間など哺乳類と異なり、耳穴はなく、鼓膜が薄く皮膚に覆われている状態で露出しています。
ただ、鼓膜がむき出しの割には聴覚は人間よりも弱いです。
弱いとは言っても、きちんと聞こえるのでご安心を。
亀の耳が腫れていたら?
耳の位置がよく分からなくても、目の脇が腫れているのなら、耳の病気の可能性があるのでできるだけ早く病院に行きましょう。
耳の場合は病気によっては手術をする必要があります。
初めて病院に行くという時は、電話で問い合わせるなどして、亀を診察してくれる病院かどうか確かめてから病院に連れていきましょう。
病院によっては亀は診察していないことがありますから、いきなり行かないようにしましょう。
普段、病院に行く機会がない亀の場合、飼い主が焦ることも多いので落ち着いて下さい。
病院に連れていく時はタッパーのような容器に入れれば大丈夫です。
理想の大きさは亀が手足は伸ばせるけれど、暴れることはできないくらいの大きさになります。
病院に連れていく時はタッパーに水を入れる必要はなく、理想を言えば、20℃から29度以下を維持することです。
発泡スチロールのような柔らかい素材に入れると、噛んで誤飲の原因になる可能性があります。
余計な治療の手間を増やさないためにも柔らかい素材の箱はやめましょう。
まとめ
亀の耳の位置は目の延長線上にあります。
分かり辛いですが、皮膚が薄く、しわになり、丸くなっている場所が耳で、鼓膜が皮膚に薄く覆われているだけで露出しているのが特徴です。
亀は大きな音でも驚くことが少ないので、聞こえるのかどうか不思議に思う人も多いですが、聞こえます。
しかし、耳は聞こえるのですが、聴覚は人間には劣り、どちらかというと視覚に依存している動物です。
亀の視覚は鋭く、人間は見ることができない紫外線を見ることもできます。
つまり、亀には紫外線ライトの紫外線が見えるということになります。
亀の耳は分かり辛いので、目の脇が腫れているなと思ったら、耳の病気の可能性があるので、病院へ連れていきましょう。
病気の内容によっては手術が必要になることがあります。