亀が夜に寝る時の保温はどうすればいいのだろうと悩んではいませんか?
亀が寝る時、夜間は水槽をどのように温めればいいかについてお伝えします。
保温電球とヒーターを使おう
太陽光の代わりになる紫外線ライトとバスキングライトは夜に使うことはできません。
夜にも使ってしまうと、亀が眩しさから寝ることが出来ず、体内時計が狂う原因となってしまうのです。
そのため、夜の保温では熱だけを出す保温電球があるので使いましょう。
光は出さないので、夜にも使うことが可能です。
これなら、亀も寝ることが出来るでしょう。
水槽の水の中は昼間と同じくヒーターで温めます。
保温電球は1,500円前後から購入することが可能です。
水槽内の温度が24℃から29℃以内になっていたら、調節は完了になります。
昼間は人間がいる部屋なら暖房をつけることになるでしょうから、保温電球のスイッチは切りましょう。
水槽の中が暑くなりすぎると、亀が脱水に陥ってしまい、体調不良の原因になります。
夜間の保温は重要
亀は20℃以下の環境になると、消化ができなくなりますから、水温も水槽内の気温も20℃以上29℃以下は維持する必要があります。
何故かというと、亀は変温動物の爬虫類ゆえ、体温を気温に大きく依存していて、体温が下がると消化能力が落ちてしまうからです。
そのため、食欲減退、食べないという症状に陥ることもあります。
症状が悪化すると、水槽の中にいることができないくらいに弱ることすらあります。
元々、亀は丈夫な生き物で多少の体調不良では人間が気づくことはほとんどありません。
そのため、人間がしっかりと配慮しましょう。
亀の場合、気温の管理は、体温を自力で維持する能力を持つ哺乳類に比べて、シビアな側面があります。
夜間の水槽内の気温は保温電球で、水温はヒーターで温めましょう。
ただし、温度に気をつけても冬期は食欲が減退する可能性もあるので、体調不良かどうかの見極めが難しい側面があります。
まとめ
亀が夜に寝る時は保温電球と水中用のヒーターを使い、温めます。
亀の適正温度は品種や種類によっても多少違いがありますが、24℃から29℃の間が適正とされます。
20℃以下になると、体温が低下し、胃腸の働きが低下してしまうので、気をつけましょう。
亀は自分で体温を維持する能力がない変温動物なので、温度を整えることが一番の健康維持になります。
亀は丈夫な生き物なので、体調不良になっても、すぐに飼い主が気づくことは稀です。
症状が悪化すると、水の中にも入れなくなるくらいに弱ってしまうので、そうならないように温度は大切にしましょう。