旅行に行くことになったけど、旅行中の亀の餌はどうすればいいのか迷ってはいませんか?
旅行中の亀の餌はどうすればいいかをお伝えします。
大人の亀は5日間なら、餌を食べなくても大丈夫
基本的に旅行中は亀に餌を用意することはしません。
亀は爬虫類なので、数日間は餌を食べなくても体調を崩すことはありません。
ただし、子亀なら2日~3日が限界なので、注意しましょう。
大人の亀でも5日が限界なので、あまり長期の旅行をすることはできません。
水の腐敗に気をつけて
餌を与えなくてもいいのですが、飼い主が旅行前に気をつけなければいけないこともあります。
それは水槽の水の汚れと腐敗です。
亀は数日間なら食事は必要ありませんが、水は必要になります。
あまりにも汚れ過ぎると、亀は水中にいることができなくなるので、気をつけましょう。
フィルターがあるから大丈夫と思っても、フィルターが力不足ということは少なくありません。
出かける前に水替えを行いましょう。
亀への優しさから、旅行中にひもじい思いをさせたくないと餌を置く人もいますが、餌が腐敗したり水を汚す原因となるため、やめましょう。
特に、トマトなど水分が多いものは、水の汚れに拍車をかけてしまいます。
亀の餌すら入れる必要はありません。
旅行中、亀はお腹を空かせてしまうので、飼い主が帰宅すると不機嫌ということもありますが、亀のことを考えたら正しい行動です。
逆に、水槽の中の食べ残しが腐ってしまったほうが大変なことになります。
他の注意点としては、室内飼育ではバスキングライトは夜間に消えるように、タイマーをセットしましょう。
エアコンの風が直接亀に当たらないことも大切です。
室温や亀の水槽内や水温に関しては20℃から25℃くらいに維持すればいいですが、正確な温度は亀の種類によって違います。
ご自身が飼われている亀の適温をしっかりと調べましょう。
まとめ
旅行中の亀の餌はどうするかというと、一切与えません。
子亀なら2~3日、大人亀でも5日は食べずに水だけで過ごすことができます。
食べ物を水槽の中に入れてしまうと、旅行中に食べ物が腐ったり水が汚れてしまう原因となりますから、やめましょう。
亀は水だけで過ごすことになるので、いかに水を少しでも長く汚さずにいられるかが大切です。
水が汚すぎると、亀は水の中に戻れず、水も飲めずに体調不良の原因となってしまいます。
フィルターを使ったとしても、あくまでも水が汚れるまでの時間稼ぎ程度のことも多いので、過信しないことが大切です。