1日の大半を水中で過ごす亀なのに、陸に上がる時間が多くなった……。
飼い主としては心配ですよね。
亀が陸に上がるのは大丈夫なのでしょうか?
水槽の環境が気にいらない場合も
亀が陸に上がる時間が増える原因の多くが、水槽の水に問題があります。
たとえば、汚れすぎていたり、水温が亀の好みじゃないなどです。
こうなると、避難のために陸に上がるのですが、脱水のリスクがあるので、いい状態ではありません。
一見、フィルターをしているから、水はきれいに見えるかもしれませんが、硝酸といった成分が溜まっていて亀が居心地悪く感じているのかもしれません。
まず、長らく水替えをしていないのなら、水を替えてみて下さい。
そして、水温です。
亀が水の中にいたいと思う水温は決まっています。
ただし、亀によって適温は違いますが、24℃から29℃の間が適温であることが多いです。
夏場は直射日光に当たる場所に置かないことが大切になります。
直射日光に当たると、30℃をあっという間に超えてしまいますし、水槽についた水滴がレンズの役目をして火災の原因になる可能性があります。
水温は季節などの環境により容易で変わるので、しっかりと日々確認をしましょう。
亀が陸に上がるのは体調不良かも
亀が陸に上がるのは病気の可能性も勿論あります。
水中で過ごせないくらいに体力が低下しているのかもしれません。
早くに病院に行って、検査をしましょう。
亀に限らず、うさぎなどの小動物の飼い主に多いのですが、その内、回復するだろうと様子見をしているうちに亡くなっているパターンがあります。
基本的に小動物は具合が悪くても、具合が悪いことを見せないように過ごし、飼い主が気づいた時にはかなり重体ということは少なくありません。
その上、小動物は体が小さいから体力もないのか、悪化する時はアクセル全開にした車のような速さで悪化し、すぐ手遅れになります。
そのため、亀ならば陸場に上がる時間が長過ぎると感じたら、すぐに病院が鉄則です。
まとめ
亀が陸に上がる時間が長いのは水槽の環境が悪い、もしくは亀が病気で衰弱し、重体の状態に陥っている場合があります。
水槽の水が汚れていないか水温は大丈夫かをしっかりと確認しましょう。
ちゃんとやっても亀に元気がなく、陸に上がる場合は、様子見をせずにすぐに病院に行って下さい。
亀に限らず小動物は重体になるまで、病気の素振りを見せないことも少なくありません。
そのため、その内、治るだろうと思って様子見をしている間に瞬く間に悪化し、亡くなることも少なくありません。
小動物は悪化する時は猛スピードで症状が悪化するので、迷っている暇はありません。