自分が飼っている亀の性別と種類は一体何なのだろうと疑問に思ってはいませんか?
亀の種類と性別の見分け方についてお伝えします。
目次
性別の見分け方
亀の性別の見分け方は尻尾と総排泄孔を見ます。
オスは尻尾が太く長く、総排泄孔の位置が甲羅から離れています。
メスは尻尾が細く短く、総排泄孔の位置が甲羅に近いです。
また、性別の見分け方を知ってもよく分からないという場合も、飼育している内にメスならば卵を産むようになるので、それで見分けがつきます。
メスは交尾をしなくても卵を産むようになっていて、卵を産まない場合、卵詰まりを起こし、命の危機に陥る場合もあります。
交尾をしていない場合は無精卵を産み、何かが生まれることはありません。
国によっては食べるのが普通になっていることがあるので、興味がある人は焼くか茹でるかして食べるといいでしょう。
種類の見分け方
種類の見分け方については亀ごとに特徴が違うので、種類ごとの特徴を暗記するに尽きます。
ここではペットとして飼われていたり、日本人には馴染み深い亀の見分け方を記載します。
ミドリガメならば模様がついた固い甲羅に、顔に赤い斑点に、足と顔に黄色いライン、腹が黄色という特徴があります。
イシガメの甲羅の色は多彩で、黄色と茶色が混ざったような色や赤っぽい色をしたものなど様々あります。
クサガメは黄色い筋が首の側面にあり、甲羅に稜と呼ばれる筋があるのが特徴です。
ただし、リクガメとイシガメが交雑していることがあるので、見分けがつき辛いこともあります。
ニホンスッポンは甲羅が柔らかいのが特徴で、甲羅に模様がなく、鼻先が尖っているのが特徴です。
まとめ
亀の性別の見分け方は尻尾と総排泄孔を見ます。
オスならば、尻尾が太く長く、総排泄孔が甲羅から遠いです。
メスならば、尻尾が細く短く、総排泄孔が甲羅に近いです。
よく分からないという場合は、単独飼育で、卵を生みだしたらメスで、いつまで経っても卵を産まないという場合はオスという風に考えましょう。
メスは大人になったら、交尾をしていなくても定期的に卵を産むようになります。
交尾をしないで産んだ卵は無精卵なので、幼体が生まれることはありません。
亀の種類の見分け方ですが、亀ごとに異なる特徴を持っているので、調べて特徴を暗記することが見分けるには一番いいです。
身近な亀の中ではミドリガメが一番分かりやすい特徴を持っていて、顔に赤い斑点、黄色い筋、黄色い腹甲が特徴になります。
クサガメは首の側面に黄色い筋が特徴です。
ただし、亀の中には2種類が交雑しているものもあるので、見分け方には当てはまらないこともあります。